2014年7月21日月曜日

[IFAリーグ1] 第9節 水戸ユースvs鹿島学園

金井亮太、中川洋介の二名がトップチームに二種登録され、多くの注目を集めている水戸ユース。今節はインターハイ出場を目前に控える鹿島学園と対戦しました。
トップチームとの掛け持ちが可能だったため、普段よりも多くのファンがツインフィールドにつめかけました。

プレビュー

水戸ユース

前節終了時点で7試合4勝2敗1分の勝ち点13。暫定順位は3位。
リーグ戦再開後は3連勝と波に乗っています。

鹿島学園

昨年度は水戸ユース同様プリンスリーグ2部に在籍。去年の対戦成績は2戦2勝と相性の良い相手でした。
前節終了時点で7試合2勝4敗1分の勝ち点7。暫定順位は入れ替え戦圏内の8位。
高校総体の県大会で優勝し、全国出場を決めるもののリーグ戦では低迷しています。

掲載方針に関して

前回の記事で、選手の個人名は出さないと明記しました。しかし、金井、中川の二名についてはトップチームに出場登録されたということで、登録期間中に限って掲載したいと思います。

結果

水戸ホーリーホックユース 4-3 鹿島学園(前半:2-0, 後半:2-3)
得点経過:12' 水戸ユース 39' 水戸ユース 51' 鹿島学園 54' 水戸ユース 66' 鹿島学園(PK) 79' 水戸ユース(PK) 85' 鹿島学園

試合レポート

チームが随分出来上がってきました。リーグ戦序盤では新しい戦術に慣れずに苦戦を強いられていましたが、リーグ戦再開後は一試合毎にチームが成熟していくのがわかります。特に、4-1-4-1の中央を任されている一年生3人の適応能力は素晴らしいの一言。2ヶ月前に体格差で苦戦していたとは思えないような堂々としたプレーでチームを牽引しています。

また一年生の活躍もさることながら、二、三年生がとても良いプレーを見せています。特に攻撃陣はバイタルエリアで決定的な仕事ができるようになってきました。前節は右サイドアタッカーの二年生が決勝点を演出。今節も2点目は右サイドアタッカーの二年生、3点目は左サイドアタッカーの二年生による得点と、この2試合サイドから得点が生まれています。昨年プリンスリーグを戦っていた時代から課題であった、得点のかたちが出来上がってきた印象です。

今節は県内の王者・鹿島学園を相手にゲームを完全に支配していました。と言い切りたかったのですが、そう言えたのは残念ながら前半のみ。後半は、相手が優勢だったというわけでもないのですが、試合を納めきれずにバタバタとしてしまいました。終了間際は鹿島学園の放り込みにヒヤヒヤする時間帯が続きました。リード時の試合の進め方は、今後の課題と言えるでしょう。樹森さんの手腕に期待です。

順位

第9節終了時点暫定順位 勝点 (勝-分-負) 得失点差
1 第一学院 21pts (7-0-1) +9
2 水戸商業 16pts (5-1-2) +11
3 水戸ユース 16pts (5-1-2) +6
4 鹿島ユースB 14pts (4-2-3) 3
5 水戸桜ノ牧 13pts (4-1-4) 0
6 水戸啓明 11pts (3-2-3) -4
7 鹿島 9pts (2-3-4) +5
8 古河第一  9pts (2-3-4) -2
9 鹿島学園 7pts (2-1-5) -4
10 日立第一 3pts (1-0-7) -24

次節

第5節 7月24日(木) 18:00 @ツインフィールド
vs第一学院(7勝1敗0分 勝ち点21)
スケジュールは直前で変更になる可能性があります。観戦前に必ず県協会のホームページ及び水戸公式サイトをお確かめください。
関東クラブユース選手権2次リーグ出場により延期になっていた第5節です。この試合でリーグ戦は折り返しになります。
第一学院は今節鹿島ユースBに敗れるまでは破竹の7連勝。リーグ優勝を成し遂げプリンスリーグ参入戦に出場するためには、絶対に勝たなくてはいけない試合です。

Jユースカップの組み合わせ

10月に開催されるJユースカップの組み合わせが発表されました。
グループ C:水戸、浦和、大宮、FC東京
どのグループに入っても強豪ばかりですが、特に厳しい組み合わせとなりました。
が、逆に言えばこのチームが浦和など強豪チームにどの程度通用するのか、実力を試せるという意味ではとても楽しみです。

関連リンク

茨城県サッカー協会2種:試合日程、順位表、得点ランク掲載
水戸ホーリーホック公式 ユースチーム:試合日程、練習スケジュール、選手一覧掲載
アカデミーGKコーチ山田栄一郎氏のブログ:相変わらずためになります
IFAリーグ1 第8節 水戸ユースvs古河第一:第8節の観戦記事です。

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