日立市の市章が入ったマンホール(東野町) |
越境蓋という概念があります。越境蓋とはその名の通り、市区町村あるいは都道府県の境界を越えて本来あるべきでない場所に住み着いてしまったマンホールの蓋のことを指します。
越境蓋はなかなか見ることができないレアな存在なのですが、そんな越境蓋が集住している場所を最近発見したので紹介します。
宮町越境蓋多発地帯
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水戸駅北口から千波大橋方面に向かうと、左手にNTTドコモ水戸ビルが見えます。
NTTドコモビルの道路を挟んだ反対側に、古びた中華料理屋があります。中華料理屋の脇に奈良屋町に続く細い道があるのですが、この小路が現在、越境蓋多発地帯になっています。
横断歩道に被さる新しめのマンホール |
この道の横断歩道を渡っているときに第一越境蓋を発見しました。
ここの突然の出会いだったので、場所が特定できるような写真が撮れなかったのが悔やまれます。
中央に刻まれているのは日立市の市章 |
冒頭に掲載している以前発見した越境蓋と同じマークだったので、日立市の下水道のマンホール蓋であることは一目でわかりました。
この道に沿って越境蓋が連なる |
この道に沿って、合計5つの越境蓋が設置されていました。
今まで越境蓋は東野町に一つ見つけただけだったので、ここの越境蓋多発地帯には心躍りました。
考察
この宮町の越境蓋多発地帯について、簡単に考察してみます。- この5つの越境蓋はここ数ヶ月の内に設置された可能性が高い
- 水戸市の最新の下水道マンホール蓋はみとちゃんマンホールであるが、何故ここに設置されなかったのか
- みとちゃんマンホールが設置されるエリアは中心市街地のみに限定されている?
- みとちゃんマンホール以外の水戸市の下水道マンホールは生産終了?
- もしそうであるなら、他の蓋が越境蓋に置き換わる可能性も高い?
自治体のマンホール生産については参照できる資料が少ないため調べるのを諦めていましたが、これからまた勉強する必要があるなと改めて思いました。
市役所の下水道課に電話するという手もありますが、なんかそれをやったら負けな気がするので暫くは地力で探求してみようと思います。
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