未着手区間の多い水戸市内 |
最近QGISというGISソフトでよく遊んでいます。
このソフトはフリーソフト、つまり無料でインストールできるソフトなのですが、様々な解析機能や描写機能が備えられており、素人がGISで遊ぶには打って付けのソフトです。
今回はQGISで水戸の都市計画道路一覧を地図にしてみました。
都市計画道路とは
端的に言うと工事を予定している道路です。街をよく観察しながら歩くと、不自然にぽっかりと空いた空間を見かけます。
そういう場所はもれなく都市計画道路の可能性が高いです。
都市計画道路3・4・149赤塚駅西線(新設予定) |
都市計画道路3・3・175梅戸橋桜川線(新設予定・事業中) |
都市計画道路3・3・30赤塚駅水府橋線(拡幅予定・左側が道路用地) |
都市計画道路3・3・2中大野中河内線(整備済区間と未着手区間の境界) |
未整備の都市計画道路の周辺では、不完全な形状、非合理的な土地利用が目立ち、その様が妙に面白いのです。(立ち退きする側からするとたまったもんじゃありませんが。)
都市計画道路をGoogleマップで見る
(Google マイマップ 埋め込みヘルパーを利用しました。)
[1:濃赤]→未着手区間(新設または拡幅したい区間)
[0:緑太]→整備済区間(整備が終わった区間)
[3:緑細]→概成済区間(本当は整備したいけど現状でも)
[2:薄茶]→廃止の方針(昨年「都市計画道路の見直し」で廃止の方針とされた区間)
区間の整備状況については昨年市が発表した「都市計画道路の見直し(案)」を参考にしました。
都市計画道路は水戸市の都市計画図に掲載されているものですが、20000分の1地図はなかなか見慣れていないためか、情報を見落としてしまいます。
そこで見慣れた地図に都市計画道路を載せてしまおうということで、都市計画図から都市計画道路をトレースし、Googleマップで表示できる形式に変換して掲載しました。
オープンデータについて
本来ならこういう情報はオープンデータとして行政にリリースしてほしいと思ってます。
水戸市も現在、オープンデータの公開に向けて準備を進めている…と書いていたところでタイミングよくオープンデータの第一弾がリリースされましたが、まあ行政が持っている色々なデータを公開してほしいなと思っています。
そうすると個人的には地図遊びが捗って楽しいのですが。
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